悪阻がある人とない人の違いってなに?悪阻に悩まされやすい体質とは
2015/09/07
妊娠初期に悩まされる悪阻(つわり)。
ものすごく重くて、何もできないという人もいれば、まったくない、という人もいます。
悪阻がある人とない人にはどのような違いがあるのでしょうか?
悪阻の予防や対策方法についてもまとめてみました。
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悪阻の症状は大きな個人差が!
妊娠5週から6週頃になると、妊娠初期症状、つわりが始まる妊婦さんが多いです。
ちょうど、妊娠が確認できた辺りですね。
強い吐き気を感じたり、吐いてしまったり、食欲がなくなったり、逆に食べていないと気持ち悪くなったりと悪阻の症状は様々です。
15周で安定期に入ったころには楽になる人が多いですが、臨月まで続くという人も中にはいます。
悪阻が起こる原因には主に2つあります。
妊娠すると、黄体ホルモンや絨毛性ゴナドトロピンというホルモンが大量に分泌されているということから。
もう1つはまだお腹の中で赤ちゃんを異物と勘違いしていて反応しているというもの。
ですが、じつははっきりとした原因はわかっていないのです。
妊婦さんの50%は強い悪阻があったといっていますが、20%の人は全くなかったといっています。
同じ人でも一人目は悪阻がなかったのに二人目はあったとか、その逆の人もいます。
悪阻の有無や、強さはかなり個人差があるようですね。
悪阻のない人・悪阻が重い人の特徴
悪阻がないと、「赤ちゃんは元気にしているのかな?」と逆に心配になる人もいるようですが、悪阻がないというのはめずらしいことではありませんので心配しなくても大丈夫です。
悪阻が起こる原因ははっきりしていないので、ない原因も医学的には証明されていません。
ですが、悪阻がない人には共通点がありました。
こんな人は悪阻がないといわれています。
・冷え性ではない
・運動をしていて体が丈夫
・ストレスがたまりにくい
・胃腸が強い
・タバコやお酒が好きだった
また、健康体で必要な栄養素をしっかり摂っていると悪阻が軽くなるとも言われています。
ただし、先ほどもお話ししましたが、これらに医学的な根拠はありません。
特に、最後のタバコやお酒が好きだったというのは健康体とはいいがたいので疑問に思うところもあります。
ですから、参考程度にとどめておいてくださいね。
逆に、悪阻が重い人にはこんな特徴があるといわれています。
・冷え性である
・ビタミンB6が不足している
・乗り物酔いをしやすい
・ストレスを感じやすい
こちらも、参考程度にしてくださいね。
悪阻は予防できる?
繰り返しになりますが、悪阻の原因がはっきりわかっていないため、対策方法も医学的には証明されていません。
ですが、次のようなことを行うとよいとも言われています。
・体を温めて冷えを改善する
・ビタミンB6を摂る
・バランスの良い食生活を心がける
・良質な睡眠をとるようにする
・具合が悪くなりそうになったらすぐに休む
・ストレスを避けるようにする、解消法を見つける
・食べたいときに食べる、眠い時は寝る
たとえ、悪阻には影響がなかったとしておなかの赤ちゃんや、お母さんにはよいことばかりです。
ぜひ、妊娠前から実践してみてください。
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