排卵日を見逃すな!排卵の周期と予測方法
2015/09/06
妊娠したいのなら、排卵日を見極めることはとっても重要です。
生理周期によって、排卵日は異なりますからね。
今回は妊娠の基本である、排卵日の予測方法や、いつ性行為をすればいいのかなどをまとめました。
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基礎体温から予測する
まず、排卵日を調べるのに行うのは基礎体温から予測する方法があります。
低温期で、さらに一段体温が下がった日が排卵日といわれてきましたが、そうとも限らないということがわかってきました。
もっとも体温の下がった日の前日から翌々日までの間に排卵が起こっていることが多いです。
一番多いのはもっとも体温の低い日の翌日です。
では、この日に性行為を行えばよいのかというと、また違うのです。
卵子の寿命は1日なのに対して精子の寿命は3日から1週間といわれています。
排卵が起こった時に体内に精子があったほうが妊娠の確率が高いので、排卵の1~3日前に性行為を行うのがもっとも確率が高いといわれています。
基礎体温でいうと、最低体温の日の前々日から最低体温の翌日までが確率が高いです。
生理周期から予測する
生理周期からも排卵日を予測することができます。
「オギノ式」と呼ばれる計算方法です。
黄体の寿命を14日として計算をします。
生理周期は人によって異なりますが、黄体の寿命はほぼ14日間でみな同じです。
これを利用した計算方法で、次の月経予定日の14日前が排卵日となります。
スマホの排卵予測アプリはこの方法を使っていることが多いです。
ただし、生理周期にはずれがありますので、確実とも言い切れません。
とくに、生理不順の人はこの方法では予測が難しいです。
おりものの変化で予測する
排卵日が近づくと、精子が子宮に入りやすいように頸管粘液、おりものが多くなります。
おりものの粘り気が出て、量も増えてきたら排卵が近いしるしです。
排卵予定の3~4日前からおりもののチェックをしてみましょう。
清潔な指を膣に入れ、織物を指先にとって親指と人差し指でつまみます。
これをゆっくり離すと織物は糸を引いて伸びます。
7cm以上伸びていると排卵日が近い合図です。
おりものは排卵日の2~3日前になると増えるので、この期間に性行為を行うとよいでしょう。
より確実に知りたいなら、排卵検査薬や排卵チェッカーを使おう!
より確実に排卵日をチェックしたいのなら、排卵検査薬や排卵チェッカーを使うのがおすすめです。
排卵検査薬は薬局などで購入することができます。
この検査薬は排卵前に急上昇する黄体ホルモンの上昇を調べれます。
黄体ホルモンの濃度が上昇し始めてから36時間以内に排卵が起こります。
生理予測日の17~20日前から使うようにして、上昇をみます。
上昇し始めた日の夜に性行為を行うのがよいでしょう。
1週間以上検査薬を使っても陽性反応が出ない場合は、無排卵の可能性もあるので病院を受診したほうがいいでしょう。
排卵チェッカーは唾液中の結晶を確認して排卵日を予測します。
半永久的に繰り返し使用することができますが、排卵検査薬の方が精度が高いとも言われています。
排卵日を調べる方法は様々あります。
1つではなくいくつかの方法を同時に行うことでより正確に排卵日を調べることができます。
生理不順の人でも、いくつかの方法を行えば測定しやすくなります。
数か月続けることで自分にぴったりの方法が見つかると思いますので、焦らずに行ってみてくださいね。
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