高温期になのに低い!高温期に体温が低い原因と対策
2015/08/19
基礎体温を毎日つけている人は、体温に敏感になりますよね。
高温期なのに体温が低いと悩んでいる人も少なくないかもしれません。
高温期に体温が低いのにはどのような原因があるのでしょうか。
原因と対策をまとめました。
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低温期と高温期の差はあるが、全体的に体温が低い場合
低温期の体温が低いとはいっても二通りのパターンがあります。
ひとつは普段から体温が低く、高温期になっても36度台前半、という場合です。
基礎体温の見本グラフを見ると高温期は36.7あたりで、37℃台という人もいるので心配になるかもしれませんね。
ですが、低温期と高温期の差は0.3℃以上あって二層に分かれていれば問題なく高温期が来ているということになります。
とはいえ、低体温で体が冷えているよりも、体温が高いほうが妊娠しやすいとも言われています。
全体的に体温が低い人は体を温めるようにするとよいでしょう。
体温をあげるには
体を温める食べ物を食べる
冷たい飲み物や食べ物は控え、体を冷やさないようにしてください。
糖質の摂りすぎも体を冷やすもととなります。
体を冷やさない服装にする
肌を露出しすぎず、冷えないように対策してください。
腹巻でおなかを温めるのも効果的です。
適度な運動をする
ウォーキングなどの有酸素運動は体を温める効果があります。
運動不足の人は一駅分歩くなど、日常に運動を取り入れてみてください。
お風呂でしっかり温まる
暑い夏はシャワーで済ませてしまうという人も多いですが、冷房で意外と体は冷えています。
夏でも湯船につかって体を温め、血行を促進しましょう。
低温期と高温期の差がない場合
もう一つのパターンは低温期と高温期の差が少なく0.4℃以下の場合です。
普段はもっと高温期の体温が高かったのに突然上がらなくなったというケースもあるようです。
また、一度体温が上がってもまた下がってしまい、高温期が続かないという場合もあります。
この場合は黄体機能不全の可能性があります。
高温期が10日未満、高温期と低温期の差が0.3℃以下という人は一度診察をしてもらうとよいでしょう。
黄体機能不全の原因は大きく分けて3つあります。
- 卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌量低下
- 黄体ホルモンに対する子宮内膜の感受性が悪い
- 卵胞発育不全、高プロラクチン決勝などの疾患
病院でももちろん治療をしてもらえますが、黄体機能不全は予防することもできます。
黄体機能不全の予防法
ストレス解消
ストレスをため込むとホルモン分泌に異常が出てしまう場合があります。
身体的ストレス、精神的ストレスどちらもためこまないようにしましょう。
栄養バランスを整える。
栄養のバランスがしっかりしているとホルモンの分泌量も増えます。
体を温める
全体的に体温が低いケースと同じように体を温めることも効果的です。
黄体機能不全は不妊の原因にもなりますが、比較的改善しやすいとも言われています。
お医者さんと相談して、気長に取り組んでみてください。
高温期の体温が低いと、慌ててしまう人も多いと思いますが、じつは問題がないケースも多いようです。
また、高温期の体温が低い周期に妊娠したという人もいます。
1か月では判断できないこともありますので、数か月基礎体温を測り続けて、心配な場合はお医者さんに相談してみてください。
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