母乳の出が良くなる妊娠中からやっておきたい乳房マッサージ
2015/09/05
「母乳で育てたい!」そう思っている妊婦さんは多いですよね。
しかし出産を終え、みんながみんな母乳がスムーズに出るわけではありません。
なかなか母乳が出なくて辛い思いをするママもいます。
できるだけ母乳の出を良くするためには妊娠中から乳房マッサージをするのが良いと言われています。
そこで今回は妊娠中からやっておくと良い乳房マッサージについてご紹介したいと思います。
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乳房マッサージの効果
乳房マッサージは妊娠7か月ごろから始めると良いと言われています。
マッサージをすることによって乳腺や乳管のつまりがとれ、乳管の開通が良くなることで母乳の出が良くなります。
また乳房の張りや痛みをやわらげたりする効果もあります。
マッサージの方法
妊娠中に行うマッサージには乳房マッサージと乳頭マッサージの2種類があります。
乳頭マッサージは赤ちゃんが吸いやすい乳首になるだけでなく、裂傷などのトラブルの予防にもなります。
~乳房マッサージ~
乳房マッサージ その①
1、左右の乳房の外側に手のひらをあて指が上になるようにおきます。
2、その手を中央にぐっと寄せ、それを3回繰り返します。
乳房マッサージ その②
1、右側の乳房を左手で包み込むようにします。
2、右手は乳房の外側に手のひらをあて指が上になるようにおきます。
3、右手の親指の付け根あたりで左の肩に向かってこすりあげるような感じでマッサージします。
4、左側も同じようにやります
~乳頭マッサージ~
1、親指、人差し指、中指で乳首をつまみます
2、上下にはさむように圧迫し、圧迫する位置を少しづつ変えていきます
3、乳首を引っ張りながら上下、左右、斜めに動かします
※乳首へのマッサージは子宮収縮を促すので、おなかの張りを感じたときはやめましょうね。
マッサージのポイント
●マッサージは入浴中や入浴後に行うと、より効果的です。
●オイルなどを塗ってから行うと良いでしょう。
●お腹が張りやすい人、またそうでない人も、おなかが張ったときはすぐにやめましょう。
●切迫早産の心配がある人は主治医に相談してからにしましょう。
最後に
妊娠中からケアすることは良いことですが、たくさんマッサージをしたから良いというわけではありません。
毎日数分で良いので続けることが大切です。最近では妊娠中に受けられる乳房マッサージの講座などもありますので、そちらを利用してみるのもおススメですよ。
妊娠中から乳房マッサージを頑張って少しでも授乳がスムーズになると良いですね!!
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