基礎体温グラフの見方と理想的なグラフの例
2015/08/25
妊活に基礎体温が大切なのは知っているけれど、低温期と高温期の違いがわからない、グラフの見方がわからないという人もいるのでは?
自分で、グラフをつけてみたものの良い状態なのかも判断つきかねる人もきっといるはずです。
他の人は・・・と気にしても、今更聞けない。と、思う人もいることでしょう。そこで、基礎体温のグラフの見方をご紹介してきますね。
ご自分のグラフと比較してみてくださいね。
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基礎体温の測り方
朝、目覚めたら身体を動かさずに毎日同時刻、布団の中にいるままで、基礎体温計を舌下で電子音がするまで測ります。測り終えたら、忘れないないうちに基礎体温を専用のノートやアプリに記入しましょうね。
基礎体温計は普通の体温計と異なり、メモリが細かく小数点第2位まで表示されています。
女性の体温はおおよそ0.3~0.5度くらいの幅で、基礎体温が変動しています。
周期は28日
女性の周期は一般的には28日周期と決まっていますが、必ずしもそうとは限らないので、当てはまらない人は心配しなくても大丈夫ですよ。
一般論で解説していきますが、女性の基礎体温には一定の周期があります。
また、周期の間には低温期と高温期があります。
基礎体温の低温期と高温期
「低温期」は生理の始まりです。低温期は約14日間続きます。その後、一度ガクッともっと低くなる瞬間がありますが、これを「最低温期」といいます。
その後は急激に体温は高くなっていきます。
この期間が「高温期」と呼ばれます。この期間も約14日間続きます。
つまり、低温期が14日間、高温期が14日間、合わせて28日。これを一つの周期として考えます。
これをグラフにすると低温期と高温期がキレイに二相に分かれます。これが理想のグラフで基礎体温のパターンとなります。
低温期と高温期からわかること
生理の予測、排卵日、排卵が正常に起きているか、女性ホルモンの働き、妊娠の可能性などです。
女性の身体はデリケートなので、毎月キレイな理想のグラフになるというわけではありません。
過度のストレスや女性ホルモンが崩れれば、基礎体温も変化します。
妊娠しやすいタイミングとしては、最低温期と低温期から高温期に移行する時が排卵日と考えて良いでしょう。
妊娠に適したグラフの特徴
①低温期と高温期が、キレイな二相に分かれていること。
②低温期と高温期の平均温度差は約0.4度を目安にすること。
③低温期から高温期への移行は、二日以内であること。
④高温期及び低温期の日数がは約14日前後であること。
⑤高温期の体温が、36.8度前後であること。
⑥高温期の体温が、36.5度以上であること。
⑦高温期における体温の変動は0.2~0.3度であること。
上記を元に、自分のグラフと比較してみてくださいね。
まとめ
グラフは妊娠だけでなく、女性の身体の変調もチェックできるものです。
体調がすぐれない、生理不順などがある人も、基礎体温をつけることで自分の身体の状態を判断することができますね
年齢や妊娠を問わず、基礎体温をつけるといろいろと参考になるかもしれません。
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