妊娠中にスノーボートに行っても大丈夫?赤ちゃんへの影響ってある?
2016/12/08
冬の代表アクティビティと言えばスノーボードですよね。
季節限定の楽しみだけに妊娠中でも行きたいと思うものですが、そもそも行っても大丈夫なのでしょうか?
ハードなスポーツなだけに心配ですが赤ちゃんへの影響はないのかなど検証してみました。
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スノーボードは危険がいっぱい!妊娠中は控えるのがベスト
スノーボードはただでさえ怪我のリスクが高いスポーツです。
特に妊婦となるといろんな危険が考えられます。
まず、転倒です。
転倒したことにより切迫早産、切迫流産の危険性が起こりますし、おなかの張り・痛みが起こったり、出血、破水が起こることも考えられます。
また仮に赤ちゃんが羊水に守られて大丈夫だったとしても、腰痛がずっと続くことも考えられます。
ただでさえ妊娠中はおなかが大きくなることで骨盤を圧迫し、体の重心が変わってくることから腰痛が起こりやすくなります。
転倒によりそれが悪化しても、妊娠中は湿布薬でさえ市販のものを使えないということも忘れないでください。
見学、付き添いでなら行っても大丈夫?
スノーボードに乗ることは我慢するけどみんなでワイワイ雰囲気を楽しむくらいならどうでしょうか。
これも要注意です。
冬のスキー場の寒さと足場の悪さがあるからです。
妊婦さんにとって冷えは大敵です。
もともと冷えやすい女性は、より妊娠中に冷えが深刻になり悩むことが多いのですが、こちらもひどいと切迫早産や切迫流産のリスクにつながりますし、冷えて血行が悪くなると赤ちゃんに酸素や栄養が送りにくい状態になってしまいますし、子宮収縮の原因にもなります。
足場も雪で滑りやすいので転倒の危険も高いので危ないと言えるでしょう。
また、長時間の移動となることも心配です。
車の移動は、振動でおなかが張りやすくなりますし遠出をして何かあっても病院を探すことがまた問題ともなるでしょう。
妊娠初期のころにスノボに行ってしまったけど大丈夫?
まだ妊娠していると気づかずに行ってしまった、しかも転んでいたと、後から心配になることもよくありますが、その後病院に行ってきちんと心音が確認されていればまず問題はありません。
また万が一、妊娠発覚後に気づいて流産になったり、切迫流産の可能性があると言われても、原因がスノーボードであるとは断言できません。
特に妊娠初期12週未満の流産の原因で最も多いのが赤ちゃん自体の染色体の異常、つまり先天的なものが原因で母体側でないことがほとんどです。
ですのでこのケースの場合は、必要以上に自分を責める必要はありません。
いかがでしたでしょうか。妊娠が分かってからのスノーボードに関しては、やはり赤ちゃんのことを一番に考えて、出来るだけリスクは避けたほうがよいのでよくよく検討してくださいね。
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