糖分の取り過ぎに注意!妊娠中の太り過ぎによる胎児への影響
2015/09/03
妊娠中の糖分の取りすぎ、肥満に注意と聞いたことはありますか?
妊娠中の食欲をコントロールすることはなかなか難しいことなのですが、糖分の取りすぎで妊娠中に太りすぎてしまうことがあり、肥満や糖尿病などの心配が出てくることがあるのです。
母体と胎児へどんな影響があるのかなど見てみましょう。
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妊娠中の太りすぎに注意!
よく昔は、赤ちゃんと二人分食べないとなんて妊婦さんは言われたそうですが今はちょっと違います。
体重の増加は一ヶ月に1キロずつが理想なんていうふうに、体重の増加は当たり前ですが、太りすぎには注意するように病院でも指導を受けるものです。
毎回産婦人科の診察では体重を測るところも多いですが、太りすぎは様々な弊害があるため妊娠中の体重のチェックは大切です。
妊娠中は負担より太りやすい状態
妊娠中はどうしてもエネルギーや栄養が優先的に赤ちゃんに送られるためママはエネルギー不足になるものです。
それを補おうと妊娠中ママの体はエネルギーとして脂肪をため込みやすい状態になっています。
またホルモンの影響で血糖値も下がりやすく食欲中枢が活発に刺激され食欲も増えますし、大きく重い体は運動も思うようにできません。
そういった理由から妊娠中はただでさえ太りやすい状態にあると言えます。
妊娠中 太りすぎて肥満になるとどうなるの?
難産になる可能性が高い
肥満は体に脂肪がたくさんつく状態のことです。もちろん産道にも。
ですので太りすぎると産道が脂肪で狭くなり赤ちゃんが出てきにくいので難産になる可能性が高まります。
胎児が将来肥満児になる確率が高まる
生まれる前から栄養過多、肥満の状態にある胎児は、生まれてからもその影響で巨大児と呼ばれ、肥満時になる確率が高まります。
妊娠高血圧症のリスク
妊娠高血圧症は昔は妊娠中毒症と呼ばれていました。
妊娠中、血圧が高くなりすぎると赤ちゃんに十分な血液が送れなくなり、早産、低体重児など赤ちゃんが危険な状態になる可能性が高くなります。
肥満の妊婦にその傾向が見られるそうです。
妊娠糖尿病のリスク
妊娠糖尿病とは妊娠中に血糖値が高くなる状態のことで、妊娠中はホルモン変化の影響で通常より血糖値が高く、糖尿病になりやすい状態にあります。
ですので糖分をたくさん取りすぎるとよりそのリスクが高まり、妊娠高血圧症にかかりやすく羊水へ異常が出ることもあります。
また胎児も巨大児や低血糖などの病気になるリスクも増えてきます。
過度なダイエットは厳禁!バランスの取れた食事を!
肥満が心配といっても妊娠中は過度なダイエットは厳禁です!
赤ちゃんへ十分な栄養を与えてあげるためにも食事は大切です。
自分とおなかの中の赤ちゃんの為に糖分の摂りすぎには気を付けながらバランスの取れた食事をしっかりとるようにしましょう。
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