シャンプーや洗剤などの経皮毒による羊水への影響は?
経皮毒という言葉を聞いたことがありますか?
妊娠中、皮膚を通して体内に取り込まれる経皮毒によって羊水が汚れてしまい、胎児に影響が出るという研究の結果が最近出ていて心配する妊婦さんも増えてきました。
怖い話ですが、分娩後の胎盤がシャンプーやせっけんの匂いがすることがあるなんていう話も聞いたりします。
シャンプーや洗剤などの経皮毒による羊水への影響を詳しく説明します。
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経皮毒とは?
経皮毒とはシャンプーや洗剤、化粧品など肌に直接触れる日用品に含まれる化学物質のことで、皮膚を通じて体内に吸収されさまざまな悪影響を及ぼすというものです。
中でも女性は子宮にその毒素がたまりやすく、特に妊娠中はその毒性が羊水に影響を及ぼすので避けなければいけないという話も聞かれます。
経皮毒で胎児にどんな影響があるのか
一番の心配はやはり経皮毒による胎児への影響ですよね。
一番言われているのはアレルギーやアトピーになりやすくなるという肌へのトラブルです。
他には免疫力が弱くなりやすい、将来がんになりやすいというものです。
しかしこれらはまだまだはっきりしないことも多く、実際のところ、生まれてすぐに症状が出なくて後からという事もありますし、考えられる原因は食生活、生活習慣、遺伝など様々であるため、一概には言えないというのが本当のところです。
妊娠中、経皮毒に関して注意することとは
経皮毒の影響なんてまだまだわからないことばかりで一概に言えないとは言いつつ、実際そのリスクはゼロではありません。
同じ化粧品でも、肌に合う合わないという風に、全然大丈夫な人もいれば、湿疹ができたり、かぶれたりと個人差があるものです。
しかし妊娠中は些細なことでも心配になるものです。安定した精神状態を保つことが胎児の健康へも大切ですので、なるべくリスクは減らしたいものです。
注意したいことと言えば、肌に触れるものは天然素材、オーガニック系に変えることをお勧めしたいですし、ヘアカラーやパーマなど特に刺激が強いものは妊娠中できるだけ避けたほうが安心ですし。
ただでさえ、妊娠中は免疫力が落ちているものですし、肌も敏感になるものです。
一度トラブルがあってもなかなかそれまでのように気軽に薬を服用できないという事も考えて避けたほうが安心です。
産後、赤ちゃんへは誰でも刺激の少ない洗剤やせっけんを使うようになるものですし、それに向けてというつもりで妊娠中からでも長く使えるものです。
安心のためにも低刺激の天然素材に切り替えていくとよいでしょう。
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