妊娠中に転倒!?転倒してしまった時の胎児への影響は?
妊娠中は転倒に注意!
靴も歩きやすくて安全なものということはよく言われますが実際に転倒してしまったらどうなるのでしょう?
怖い話ですがドラマなんかではわざと悪意を持って妊婦さんを突き飛ばすなんて場面もあったりと心配です。
妊娠中に転倒してしまう原因と対策についてみてみましょう。
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妊娠中は転倒しやすいもの
妊娠前はヒールの靴でも何の気なく歩いていた人からすると、何か心配しすぎなんじゃないかと思うものですが、まず妊娠中は通常より転倒のリスクが高いというところから知っておいてください。
当たり前のことですが、おなかが大きく動きにくくなるからです。
見た目の大きさだけではなく、子宮が大きくなってくるという事は自分でも意識しなくても体を支える重心がどんどん変化してきます。
妊娠中期までは、大きくなる体を支えるため前や後ろに傾きやすくなります。
このため腰痛も起こるのですが、それまでよりちょっとしたつまづきでもバランスを崩しやすい状態になっているものなのです。
妊娠後期には今度大きなおなかで足元が見にくいだけでなく、自然とバランスをとるため左右にも体が大きく振れるような歩き方になるものです。
妊婦が転倒するとどうなるの?
もちろん赤ちゃんはおなかの中で羊水に包まれて守られていますので、少々の衝撃で何かなるという事はごくまれですが、母体への影響が一番心配されます。
転倒による影響として心配なのが、切迫早産、切迫流産などの危険性が高まること、また子宮口が衝撃によって開いてしまう事などが考えられます。
転倒した場合はすぐに病院へ!
妊娠すると体のバランスは日々、微妙に変化するものです。
転倒して腰やお尻を打ってしまった場合は、直後に動けるからといって大丈夫と安心するのではなく、すぐに病院へ連絡してみてもらうようにしましょう。
痛みがあっても妊娠中は、胎児への影響を考えて湿布などのけい皮薬は市販のものを避け、病院で処方されたものを使わなければいけません。
幸い胎児に影響がなくても、それからの分娩、育児に備えて母体のことを考えると腰を痛めるなんてことがあっては大変です。
靴はつまずきやすいヒールは当然、滑りやすいものは避け、安定したものを選び、雨や雪の日は特に注意をしましょう。
濡れて滑りやすくなっているうえに、傘で視界もせまくなっています。他には階段、特に下りです。
見えにくい足元へ十分注意してください。
そして意外と事故が多いのが浴室です。入浴中もそうですがお掃除中も姿勢が低くてバランスを崩しやすくなるものなので気をつけてくださいね。
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