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葉酸の取り過ぎに注意!葉酸の過剰摂取におけるリスク

      2015/08/30

葉酸の取り過ぎに注意!葉酸の過剰摂取におけるリスク

妊娠中に必要な栄養素のひとつである「葉酸」。

サプリメントなどで摂取しているという人も多いのではないでしょうか。

しっかり摂りたい葉酸ですが、じつは過剰摂取も危険なんです。

今回は葉酸の過剰摂取のリスクについてまとめました。

葉酸を摂りすぎるとどうなる?

葉酸は妊娠中や妊娠前から積極的に摂りたい栄養素ですよね。

それは葉酸が胎児の成長のために必須の栄養素だからなんです。
とはいえ、摂りすぎもよくありません。

過剰摂取をしてしまうとトラブルのリスクがあります。

葉酸過敏症

葉酸を1日1mg~10mg摂ると起こる可能性があります。

発熱、湿疹、かゆみや、呼吸障害などを起こしてしまう可能性があります。

ビタミンB12欠乏症の診断を困難にするリスク

ビタミンB12は赤血球を作る作用のあるビタミンです。
欠乏すると、正常な赤血球を作ることができず貧血を起こす可能性があります。

このビタミンB12欠乏症は葉酸を過剰摂取していると診断が遅れてしまう場合があります。
診断が遅れると症状を悪化させる原因にもなってしまいます。

葉酸は必要なビタミンですが、過剰摂取には気をつけなくてはいけませんね。

葉酸の一日の摂取量の目安はどのくらい?

葉酸は、水に溶ける水溶性のビタミンです。

ですから、摂りすぎても尿として排出されるのですが、極端に過剰摂取した場合は別です。

1日の目安摂取量と、上限摂取量が厚生労働省から提示されていますので、守るようにしましょう。

成人女性の1日の目安摂取量は通常時で240μg、妊娠時は480μgです。

1日の上限量は20代女性で900μg、30代女性では1,000μg(1mg)です。

この量を守るようにしてくださいね。

葉酸が多く含まれているほうれん草やブロッコリーは、茹でたものの1/3を摂取しても含まれる葉酸は100μgほどです。

食品からでは上限を超えてしまうことは少なそうですね。

気を付けたいのはサプリメントです。

中には1粒に400μgも含まれているものもありますので、過剰摂取の危険性があります。

飲めば飲む程いいというわけではありませんので、サプリメントの目安容量を守るようにしてくださいね。

また、サプリメントを飲んだか飲んでいないのかわからなくなって誤って2階飲んでしまうということもあるかもしれません。

これを繰り返すと上限を超えてしまうので、サプリを飲んだしるしをつけておくといいですね。

また上限量は、サプリメントで摂取する場合の量を示しています。
ですから、サプリメントと食品で多少上限を超えてしまう分には問題ありませんよ。

葉酸の過剰摂取は、サプリメントを飲みすぎなければ特に気にする必要はありません。

サプリメントに含まれている葉酸の量をしっかり確認して飲みすぎないようにしてくださいね。

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