妊娠したら体重は何キロ増える?体重が増える原因と体重管理法
2015/07/12
昔は妊娠したら、「赤ちゃんの分まで食べなさい!」なんて言われていましたよね。
妊娠中の体重管理ってとっても大事なんですよ。
でも、どうやってコントロールしたらいいかわからないという妊婦さんのために、今回は体重が増える原因と体重を管理する方法をご紹介します。
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体重増加の目安って?
昔と違い、今は栄養価の高いものがたくさんあり食べるものがたくさんあります。
お腹の赤ちゃんと二人分食べていたらとんでもないことになりますよ。
体重増加の目安には妊娠前の体重も関係します。
まずは、妊娠前の体重が標準の範囲内か計算してみましょう。
標準体重(kg)=(身長m)²×22
これで標準体重がわかります。
妊娠中の体重増加は、7~8㎏が目安と言われているので意識してみましょう。
どうして体重が増えるの?
妊娠をすると体重が増えてしまうのにはいくつか原因があります。
・お腹の赤ちゃんを守るための機能が備わる
・脂肪がつきやすくなる
・血液量の増加
これらが主な原因と考えられています。
赤ちゃんを守るため、妊娠初期から体のなかで様々な変化がおこります。
たとえば、子宮が約1キロ、羊水で0.5キロ、胎盤で0.5キロぐらい増えます。
もちろん、赤ちゃん自体も妊娠後期には3キロほどになりますよね。さらに、脂肪がつきやすくなったり血液量が増えることで体重が増加します。
どうやって体重管理をすればいい?
妊娠初期はつわりで食べられない日が続いたりしますが、つわりが落ち着いてくると食欲がもどってきます。
つわりの時期に食べられなかった反動で、つい食べ過ぎてしまう人が多いので、気を付けなくてはいけません。
ここで食べ過ぎては検診時にチェックされてしまいます。
かといって、激しい運動やダイエットもできないのでどうやって体重管理すればいいかわからないですよね。
そんな妊婦さんにおススメするのは・・・
・日中のお散歩(体調のすぐれないときは無理をしない)
・床の拭き掃除などの家事(高い場所や重たいものを動かすことはやめましょう)
・食事の内容を工夫する(ビタミンや鉄分を中心にとる)
ただ単純に食べないというのは危険です。
妊娠中に太ってはいけないと意識しすぎて栄養を取らなければ、赤ちゃんの成長に影響がでてきますよ。
妊娠中に体重が増えるのは自然なことなので、問題はありません。
「増えすぎること」に問題があります。
自分の勝手な判断で過度にダイエットするのは間違いですよ。
適度な運動とバランスのとれた食事を心がけるところから始めてみましょう!
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