基礎体温の正しい測り方と温度に影響のある行動
2015/08/06
妊活をするにあたって大切なことの一つに、「自分の排卵日を知る」ことがあります。排卵日付近というのはつまり、妊娠しやすい日です。
自分の排卵日を知る方法には病院で診ていただく方法のほか、自分で基礎体温を測り予想するという方法もあります。
しかし基礎体温とは一体どういうものなのか?普通に体温を測るのと何が違うの?と基礎体温についてよく知らない人もいるかと思います。
今回はそんな人のために、基礎体温とはどういうものなのか、また基礎体温の正しい測り方などについてお話したいと思います。
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基礎体温の正しい測り方
基礎体温とは朝目覚めて、起き上がる前の体温のことを言います。
基礎体温を毎日測ることにより、排卵日や生理の日を予測できたり、自分の体のリズムを知ることができます。
目安としては3か月以上は続けるようにしてくださいね。
1測り方
寝る前に枕元に体温計を置いておき、朝目が覚めたら身体をおこす前に測ります。
できれば毎日同じ時間の方が望ましいですが、違う時間に起きてしまったときも毎日測りましょう。
そしてすぐにメモすることを忘れずに。
2体温計
基礎体温用の体温計を用意します。
実測式と言って5分間口の中で測るものと、予測式と言って短時間ですむものとあります。
私が使用していたのはオムロンの電子体温計(婦人用)ですが、やはり長い時間口に入れたままにしておかなければならなかったので、途中で寝てしまってその度にはずれたりして意外と大変でした・・。
3温度に影響のある行動
基礎体温は毎日測っても正しく測れないと意味がありません。
温度に影響が出てしまう行動には以下のものがあります。
- 睡眠不足(4時間以下の睡眠)
- 測定前に動く(トイレに行く、水を飲む、会話をするなど・・)
- 体調不良
- ストレス
このほか、室温による影響もあります。
寝ているとき部屋が冷えすぎていたり、また暑すぎていたりしても基礎体温に影響するので、環境を整えることも大切です。
基礎体温のグラフの見方
基礎体温をメモしたらそれをまずはグラフで表します。
上のグラフを見ると、排卵日を境に低温期と高温期に分かれていることがわかると思います。
その温度差は大体0.3度以上です。
低温期から高温期に入るときに一度ガクッと体温が下がるので、それが排卵日の目安となります。
この排卵日付近に性交渉をすると妊娠する確率が高いのです。
また排卵日のあとの高温期は約2週間続き、そのあとまた体温が下がると今度は生理が来るのです。
高温期が長い場合は妊娠している可能性もあります。
私は妊活中、約3か月基礎体温を測りましたが、なかなか最初は上手くいきませんでした。
先ほども言ったように、朝目覚めてすぐなので、どうしても測定中に寝てしまって何度もやり直しする毎日でした。
くじけそうになることもありましたが、頑張って続けていくと、本当に自分の体温が低温期と高温期に分かれていることがわかってきます。
それを参考に高温期から急に体温が下がってしまったときは、今日か明日には生理がくることもわかったし、また高温期が2週間以上続いたときには妊娠を知ることもできました。
毎日欠かさず測るのは面倒だと思いますが、妊活の他にも体調管理などにも役に立ちますので、正しい測り方と注意点を守ってぜひ毎朝の習慣にしてみて下さいね。
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