妊娠中にアイスが食べた過ぎて困っている方へ。こういうものはいかが?
2017/07/03
妊娠中は体温が高くなります。
そのため、冷たいアイスを食べたくなってしまう方が多いです。特に、つわりの時期は少しでもさっぱりしたくてついつい手が伸びて食べ過ぎてしまうことも…
今回は妊娠中にアイスが食べた過ぎて困っている方へ、食べ過ぎで起こる問題点と代わりになるものについて説明します。
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アイスの食べ過ぎで起こる問題とは?
冷たいアイス、つわりで食欲が落ちている妊婦さんの中にはアイスなら食べられる!という方もいるかもしれません。
妊娠中、特に夏場は体温が高い妊婦さんにとってはつらい時期です。アイスを食べることは栄養補給や気分転換にもなりますし、悪いことばかりではありません。
ただ、食べ過ぎてしまうと以下のような問題となることがあります。
- 脂質、糖分の取り過ぎで体重増加につながってしまう
- 体が冷えすぎてしまう
- 添加物の取り過ぎになってしまう
どれも、妊娠中はなるべく避けたいですよね。
それぞれについてもう少し詳しく説明します。
アイス食べ過ぎ問題① 脂質、糖分の取り過ぎで体重増加!?
妊娠中は体がエネルギーを蓄えようとしているので、太りやすくなっています。
アイスには脂質、糖分が多く含まれているものもあるので、食べ過ぎてしまうと体重が増加してしまうでしょう。その結果、産道の周囲にも脂肪がついて難産になってしまう可能性があります。
アイス食べ過ぎ問題② 体が冷えてしまう?
冷たいアイスは口当たりがよくて美味しいですが、体を中から冷やしてしまいます。
食べ過ぎて体が冷えると血行不良や下痢などの体調不良になってしまうこともあります。
妊娠中は胎児に栄養を供給するために血行を良くする方がいいと言われているので冷えすぎには注意しましょう。
クーラーが効いた部屋で食べるのも避けた方がいいでしょう。
アイス食べ過ぎ問題③ 添加物の取り過ぎになる?
食品添加物の妊娠中の影響は不明な部分も多いので神経質になり過ぎることはないですが、取り過ぎない方がいいと言われています。
アイスの種類によって特徴があるので紹介します。
アイスは乳固形分、乳脂肪の量によって4種類に分類されます。
この種類はアイス容器の一括表示(原料などが書いてあるところ)に「種類別」と示してあります。
- アイスクリーム:乳固形分 15.0%以上 乳脂肪分 8.0%以上
- アイスミルク:乳固形分 10.0%以上 乳脂肪分 3.0%以上
- ラクトアイス:乳固形分 3.0%以上 乳脂肪分規格なし
- 氷菓:上記以外のもの 乳固形分は殆ど含まれない(かき氷、アイスキャンディーなど)
アイスクリーム、アイスミルクは乳固形分・乳脂肪を多く含み高価で高カロリーですが添加物は少ない傾向があります。
ラクトアイス、氷菓は乳固形分が少ない又は含まないので安価ですが、甘味料・着色料・香料などの添加物が多い傾向があります。
製品によって含まれている原料は異なっているので、一括表示の中の原材料名を参考にしましょう。(添加物は原材料名の最後の方に纏めて表示されています)
アイスの適量はあるの?
妊娠中、アイスの食べ過ぎで起こる問題について説明しましたが、ではアイスを食べる限度はあるのか気になりますよね。
それぞれの体質にもよるのですが、アイスは添加物の少ない種類で一般的なカップアイスくらいのものを1日1個に留めておいた方がよいでしょう。
しかし、それでは我慢できないという方もいるでしょう。そんなときの代用品を紹介します。
アイスに代わるものはないの? フルーツジュース
妊娠中、アイスが食べたくなった時の代用品とフルーツジュースはいかがでしょう。
グレープフルーツなどの柑橘類を中心にさっぱりとしたものがお勧めです。
これも飲み過ぎると冷えてしまいますが、冷蔵庫に冷やしたものを少しずつ飲みましょう。
野菜を入れてミックスジュースにしてもいいかもしれません。
アイスに代わるものはないの? ジュース・果物を凍らせる
上記のジュースの冷たさで我慢出来ない場合はジュースや果物を一口サイズに凍らせて手作りアイスにしてみましょう。口に含んでゆっくりと溶かすか少しずつ齧るようにすると体が冷えにくいと思います。ジュースを凍らせる場合は手作りか添加物の少ないものを製氷皿などで凍らせましょう。果物を凍らせる場合はバナナやパイナップル、ブドウがお勧めです。
果物は糖分が多いので食べ過ぎには注意ですが、アイスやジュースよりは長持ちすると思います。
妊娠中の間食は悪いことではありません
妊娠中のアイス食べ過ぎの問題点、アイスの代用品について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
妊娠中は食べられないものやしてはいけないことが多く、ストレスが溜まりますよね。
好きなものを食べることはストレスの解消にも繋がります。食べ過ぎには注意して、適度な間食で快適なマタニティライフを過ごしましょう。
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