暑い夏に妊婦さんが気を付けたい冷房病
2015/07/27
妊娠中の冷えは禁物!もちろんみなさんご存じだとは思います。
この冷え、冬場の寒い時期に限った話ではなく、夏でも冷えを起こしている方はたくさんいます。
その原因がエアコンです。
オフィスで働いている妊婦さんなどは温度設定の低い中で1日を過ごすことも多く「冷房病」になってしまいがちです。
今回はこの冷房病について知り、夏の冷え対策をしっかりととりましょう!
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冷房病ってどんな病気?
冷房病とは、冷房の強い室内と暑い屋外との温度差で自律神経が乱れた状態のことをいいます。
自律神経が乱れると、汗をかきにくくなり疲労物質が溜まっていき、疲れや夏バテの原因となります。
以下のような症状がある場合は、冷房病かもしれません。
- 手足が冷える
- 体がだるい、疲れやすい
- 頭痛、ぼーっとする
- 食欲がない
- イライラする
- 肩こり、腰痛
- 腹痛、便がゆるい
これらの症状は、妊婦さんにとって大敵です。
体の調子が悪いのはもちろん、それに伴うストレスも赤ちゃんに悪影響です。
また、体が冷えると血液の循環も悪くなり、お腹が張りやすくなってしまいます。
妊婦さんにとっての最適な温度は28℃!
夏場はついつい室内の温度設定を低くしてしまいがちですが、基本的には、妊婦さんが快適に過ごせる室温は28℃で、少し動くと汗ばむ程度がよいとされています。
時と場合によってエアコンや扇風機を上手に使って室内を冷やしすぎないようにしましょう。
また、エアコンを使用したときは、1時間に1回を目安に換気をしてください。
換気をしないと酸素が不足してだるくなったり頭がボーっとしたりしてきてしまいます。
実践したい、夏の冷え対策!
28℃が良いとわかっていても、いつでもその環境にいれるわけではないですよね。
少し寒いかな?冷えそうだな・・・と感じたら、冷え対策をとるようにしましょう。
はおりものも使って肩やお腹周り、足元を冷やさないようにする
特にお腹周りは腹巻をしておくと効果的です。夏は吸水性のよい薄手のものを選びましょう。
温かい飲み物を飲む
夏はついつい冷たい飲み物を飲みたくなってしまいますが、常温~温かい飲み物を飲むようにしましょう。
お腹の冷えは妊婦さんに大敵です!
食事に根菜類やショウガなど体を温める食材を取り入れる
味噌汁やスープにして温かい料理で食べてください。
湯船につかりましょう
シャワーばかりはあまりおすすめできません。
ゆっくりとお風呂に浸かって血行を良くし体の疲れをとりましょう!
体が冷えすぎると、自律神経が乱れて夏バテや体調不良に陥ってしまいます。
お腹の赤ちゃんのためにも体の冷えすぎには十分注意して、暑い夏を元気に乗り切ってくださいね!
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