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妊婦は自転車に乗ってはダメ?自転車運転のリスク

      2015/07/11

妊婦は自転車に乗ってはダメ?自転車運転のリスク

妊娠したら自転車に乗るのをためらいますよね。

しかし、買い物や子供の送迎など自転車がないと生活に支障がでてしまう!という方も多いはずです。

妊娠中に自転車に乗ることへのリスク、乗る時の注意点などをまとめました。

自転車に乗らないほうがいい理由は?

妊娠すると、ホルモンバランスの変化などで体調が優れず、注意力が散漫になり反射神経も鈍くなってしまいます。その結果、転倒や交通事故の確率も高くなり、お腹の赤ちゃんにダメージを与えることになってしまいます。

最悪の場合、流産してしまう可能性だってあります。

出産に向けて緩くなった骨盤で自転車に乗ると、逆子や難産といった症状をひき起こすこともありますし、自転車の振動が子宮を刺激してお腹が張りやすくなったり、ペダルを踏むときに腹圧がかかるなど、さまざまなリスクがあるため、妊娠中は自転車に乗らないほうがいいといわれるのです。

妊娠時期別、自転車のリスク

妊娠初期

妊娠初期はお腹も大きくなる前で、張ることもないので自転車に乗ってもいいのでは?と思いますよね。
ママ自身が変化を感じていなくても、お腹の中では大きな変化が起ころうとしています。

小さな赤ちゃんが、自転車の振動に耐えられるのかよく考えてあげましょう。

また、つわりや急な体調不良を感じることもあるかもしれません。不安がある方は乗らないほうが良いですね。

妊娠中期

つわりも終わって体調が良くなり、活動的になる時期ですね。

ですが、ママのお腹はだんだん大きくなってきて重心が変わり、自転車でのバランスのとり方が難しくなってくる頃です。転倒や衝突のリスクが高まります。
また、お腹の赤ちゃんは自転車の振動をより感じるようになります。

ついつい無理をしがちな時期ですので、お腹の張りなどにも十分注意してください。

妊娠後期

妊娠後期に自転車に乗ることは、周りから見るととても危なく、心配になってしまいます。

実際、お腹が大きいぶん、重心が後方になり、前かがみになれない状態で自転車をこぐことになります。

バランスのとり方がとても難しくなり、こぎ始めや曲がるときの重心移動が大変になってきます。

また、サドルに座ったすぐ上に、赤ちゃんの頭があるということを考えてあげてください。

万が一転んでしまったとき、手より先にお腹が地面についてしまう危険もあります。

本当に自転車に乗ったらダメ?

「赤ちゃんは羊水に包まれているから、自転車の振動程度では影響を受けない」
「自転車をこぐことで足腰が鍛えられ安産になる」

などといった意見もありますし、生活する中でどうしても乗らなければいけない場面も出てくるかもしれません。自転車に乗る場合には、

  • 両足が地面に着くようにサドルを調整する
  • 整備されて段差が少ない、交通量が少ない道を選ぶ
  • スピードを出さない
  • 天候が悪いときは乗らない

など十分に注意してくださいね。

妊娠中は自転車よりも歩くことをおすすめします

「絶対に乗ってはダメ!」とは言えませんが、自転車に乗ることで心配な点がたくさん挙げられます。

もし何かあったとき、自転車に乗ったことを後悔したくはないですよね。

わたしは妊娠初期の健診時に、先生から「自転車とお酒とたばこは禁止です!」と言われたので、一度も乗りませんでした。

自転車での移動は楽かもしれませんが、徒歩やバスなどを利用するのも、気分転換や運動になって良いと思います。

ママと赤ちゃんの安全を最優先に考えて、できるだけ歩くようにすると良いですね。

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