体温の高い妊婦には辛い夏!快適な夏の過ごし方
2015/07/29
妊婦さんにとって夏は一番つらい時期ですよね。
妊娠前よりも体温が上昇し、さらに夏の暑さが加わって、夏バテや熱中症などになってしまっては大変です。
少しでも快適に夏を乗り切るためにできることは?
どんな事に注意すればいいの?
梅雨から9月の終わりにかけての暑さ対策をご紹介します。
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熱中症に気をつけて!
はじめに、妊婦さんは熱中症になりやすいことを覚えていてください。
妊娠すると体温調整に影響が出て、熱中症や脱水症状のリスクが高まります。
特に妊娠初期はつわりによる脱水症状に注意してくださいね。
妊婦さんは汗をかきやすく、トイレも近くなるので、水分補給をこまめに行う必要があります。
妊婦さんが1日に必要な量は2リットルと言われていますので、意識して水分をとるようにしましょう。
体の冷やしすぎは要注意!冷房の基本は28度
冷えすぎた室内に長時間いると、体が冷えきって血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると、お腹の赤ちゃんに十分な酸素や栄養が順調に流れていかなくなってしまいます。
室内の温度は基本28度設定にし、プラス扇風機などを上手に使ってみてください。
また、暑いからといって肌の露出のしすぎもよくありません。特に足の冷えは禁物です。
靴下などを履いて足を冷やさないようにしましょう。
赤ちゃんのためにも、体の冷やしすぎには気を付けてくださいね。
食欲がないけど何か食べなきゃ・・・そんな時は
夏バテ気味になってくると、食欲がなくなってしまいがちですが、食べないのはママにも赤ちゃんにとっても良くありません。
コンロの前につきっきりにならなくてもいいように、レンジで温めるだけや、オーブンで加熱する料理などをうまく活用しましょう。
さっぱりした冷たいものばかり食べたくなると思いますが、体温調整に必要なビタミンやミネラルが不足してさらに食欲がなくなってしまうこともあります。
出来るだけ、スープや温野菜など温かいものをメニューに取り入れてください。
根菜類は体を温める効果があるのでおすすめです。
逆に夏野菜は体を冷やしてしまうので、注意してくださいね。
暑くて寝苦しい夜から解放されたい!
睡眠は、深い眠りがくる最初の3時間が肝心といわれています。寝はじめがスムーズなら、そのあとも心地よく眠れます。
そのため、入浴は寝る1~1時間半前にして血行をよくし、全身をリラックスさせ、体の熱が冷めてきた頃に眠るのが理想です。
同時に、寝室を就寝の1時間ほど前に冷やしておくのがおすすめです。
肌触りの良い寝具にするだけでも寝心地は良くなります。
それでもどうしても眠れないときは、後頭部や首、額を冷やすといいでしょう。
適度な運動も!夏に快適な外出先
暑くて辛いからといって、家の中に閉じこもってばかりいては、気持ちが暗くなってしまいがちです。
10時から14時のいちばん暑い時間帯は避け、涼しい時間に少し外に出てみるのもいいかもしれません。
ショッピングモールやデパート、図書館、公共の施設などは空調が整っているため過ごしやすく妊婦さんに人気です。
体が冷えすぎないよう、温かい飲み物や体温調節できるはおりものなどを持って出かけましょう。
マタニティのかわいいサマードレスを着てお出かけするのも、夏を楽しめていいかもしれません。
妊娠中は体温調整がうまくいかず、夏バテや熱中症になりがちです。
実際に私は、暑くて我慢できずにアイスを食べまくり、クーラーを効かせ、手足を冷やして過ごしてしまいました。余計に体調が悪くなってしまい、お腹の赤ちゃんに悪いことをしたな・・・と反省しています。
お腹の赤ちゃんのためにも体の冷やしすぎには気を付けて、暑い夏を乗り切りましょう!
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