妊活・妊娠・出産を応援する ハッピー妊婦さん

妊娠・出産に悩めるプレママを応援するマタニティサイトです。妊活、妊娠、出産と段階ごとの妊婦さんの悩みや不安をすっきり解決します。

お菓子食べ過ぎた!!妊娠中に食べてもよいお菓子、食べない方がよいお菓子

      2017/10/24

お菓子食べ過ぎた!!妊娠中に食べてもよいお菓子、食べない方がよいお菓子

妊娠中、小腹が空くとお菓子を食べたくなってしまいますよね。

でもやっぱりお菓子の食べ過ぎって良くない…と思いながらも止まらない!ということがあると思います。

実際筆者もそうでした。本当に悩ましい問題ですよね。

今回は妊娠中のお菓子食べ過ぎた時の影響と妊娠中に食べてもよいお菓子、食べない方がよいお菓子について紹介します。

なぜお菓子を食べたくなるの?

妊娠前はそれほど甘いものが好きではない、むしろちょっと苦手…という方でも妊娠中に甘いものが食べたくなり、お菓子を食べ過ぎてしまうことがあるそうです。

なぜそのような変化が起こるのかというと理由はふたつあります。

ホルモンバランスの変化による影響

妊娠初期には赤ちゃんの成長のため多量のホルモンが分泌されます。

そのため、体内のホルモンバランスが崩れて自律神経が乱れ、その影響で味覚が変化することがあります。

お菓子など甘いものが食べたくなる他、味が濃いものが好みになる等個人差があります。

よく妊娠中にアイスクリームやフライドポテトが無性に食べたくなるというのも聞いたことがあるかと思います。

お母さんのブドウ糖不足によるもの

妊娠後期になると赤ちゃんも大きくなっていきます。

その成長のために赤ちゃんにブドウ糖が送られていきます。

そのため、お母さんの分のブドウ糖が不足してしまうのでお菓子等甘いものを食べたくなってしまうことがあります。

 

お菓子を食べ過ぎるとどうなるの?

 

妊娠中にお菓子が食べたくなる理由について説明しましたが、ブドウ糖の不足なら食べてもいいのでは?と思ってしまいますよね。

もちろん、適度な補給は必要ですが甘いお菓子を食べ過ぎてしまうとお母さんだけでなく赤ちゃんに問題が起こる可能性があります。

・お母さんの体重が増えすぎてしまう

妊娠中に甘いお菓子を食べ過ぎると、当然ですが体重が増えすぎてしまいます。

もともと、妊娠中は赤ちゃんや羊水があるので体重は増えていきますがお菓子などの甘いもので脂肪が付き過ぎてしまうと子宮口が開きにくくなったり、産道に脂肪が付くことで出産がスムーズにいかなくなったりする危険性があります。

・お母さんが妊娠糖尿病の危険性

妊娠糖尿病とは、妊娠中に血糖値が高くなったり、妊娠中に血糖値が高い状態が初めて発見されたりした場合のことです。

軽度の糖尿病で妊娠中になった際には出産後に正常に戻るので心配し過ぎることはありませんが、出産後も高血糖が続くようだと糖尿病に移行してしまうこともあります。

妊娠中は赤ちゃんにブドウ糖を届けるためにブドウ糖を分解するインスリンの働きが抑えられてしまいます。そのため、血糖値が高くなりやすく血流量も増えているので腎臓で処理が追い付かずに尿まで糖分が出てしまう状態になります。

妊娠糖尿病になるとお母さんは早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多、尿路感染などが起きやすくなると言われています。

また赤ちゃんはブドウ糖の取りすぎで巨大児、新生児の低血糖、奇形が起きる可能性があり、最悪の場合赤ちゃんの脂肪に繋がってしまうこともあります。

・赤ちゃんが新生児の低血糖になってしまう可能性

妊娠糖尿病で新生児が低血糖になる可能性があると説明しましたが、なぜ低血糖になるのかというと赤ちゃんがお母さんのお腹にいる間は胎盤を通じてお母さんから栄養を貰っています。

この時お母さんがお菓子を食べ過ぎて血糖値が上がり、赤ちゃんにどんどんブドウ糖を届けてしまうと赤ちゃんは自分で糖分を分解するためにホルモンを出して対応します。

しかし、産後には胎盤から糖分が送られないのに体は糖分を分解するホルモンをそれまでと同じように出し続けてしまい分解しなくてもいい体内の糖分も分解してしまって低血糖に陥ってしまうことがあります。

 

妊娠中に食べない方がよいお菓子

 

妊娠中にお菓子の食べ過ぎで起こる問題について紹介しましたが、お菓子の中でも砂糖がたっぷりの洋菓子系のチョコレートやケーキ、塩分の多いポテトチップスなどのスナック系はあまり食べない方がよいでしょう。

甘すぎるものは血糖値の上昇、下降が激しくなってまた食べたくなってしまいます。塩辛いもので塩分の取りすぎもよくありません。

 

妊娠中に食べてもよいお菓子とは

お菓子の食べ過ぎで赤ちゃんにまで影響があるとなると何とかしなくては!と思いますよね。

そこで妊娠中にお菓子を食べたくなった時に「食べてもよいお菓子」について紹介します。

しかし、これも食べ過ぎてしまうと悪影響がでるのは同じなので食べる量は十分に考えるようにしてください。

甘いものは少しずつとりましょう。

・果物

果物はビタミンやカリウム、鉄などを含むものもあるので妊娠中に食べると疲労回復やむくみ対策になります。

季節の果物を生で食べたり、鉄分豊富なプルーンやレーズンを食べたりするのもお勧めです。

果物に含まれている果糖はブドウ糖に比べて血糖値の上昇が緩やかなので食べても血糖値が急激に上昇しません。

しかし食べ過ぎると糖分の取り過ぎやお腹が緩くなってしまうので注意しましょう。

・サツマイモ

サツマイモには食物繊維が多く含まれるので妊娠中の便秘解消に効果があるでしょう。

焼き芋や干しイモにするとやさしい甘さですし食べごたえもあるので少量でも結構お腹いっぱいになります。

・和菓子

和菓子はチョコレート、ケーキなどの洋菓子よりカロリーが低く、1個食べた時の満足感が高いです。

また小豆には赤ちゃんの成長に不可欠な葉酸やお母さんのむくみ予防になるカリウムなどが含まれているので妊娠中にお勧めです。

・ブドウ糖のお菓子

薬局などに行くとブドウ糖の塊のお菓子が売っているのを見たことがありませんか?

これは結構甘いので1個舐めるだけでもすごく甘いものを食べた気分になるので食べ過ぎになりにくいと思います。

 

たまには好きなお菓子を食べても

妊娠中のお菓子食べ過ぎた時の影響と妊娠中に食べてもよいお菓子、食べない方がよいお菓子について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

お菓子食べ過ぎで起こる可能性がある問題は怖いですが、我慢し過ぎてもストレスが溜まって逆に沢山食べてしまうこともあります。

食べても良いお菓子を適度に食べながら、偶には食べたいものを少し食べてストレス発散することもよいでしょう。

長いようで短い妊娠期間ですが、無理をしないように楽しく過ごしていきましょう。

 

スポンサーリンク

 - 健康

  この記事の関連記事

スポンサーリンク